BLOG
家と庭を一緒に設計すると、何が変わるか
2026年8月1日|いえにわの家づくり
家づくりを考え始めると、まず間取り図とにらめっこすることになります。部屋の数、広さ、収納。どれも大切です。でも、間取り図には描かれていない、暮らしの心地よさを決める大きな要素があります。それが「庭」です。
いえにわは、家と庭を分けずに、ひとつの空間として設計しています。今日は、家と庭を一緒に設計すると何が変わるのか、実際の家の写真とあわせてお話しします。
窓が「壁の穴」から「庭への入口」に変わる

ふつうの家づくりでは、窓は「光と風を入れるための穴」として配置されます。でも、窓の先にどんな景色が見えるかまで設計すると、窓は庭への入口に変わります。
リビングの大きな窓の先にウッドデッキがあり、その先に木々や小川が見える。そうすると、室内にいながら庭までが「自分の居場所」に感じられます。窓を開ければ、リビングと庭はひとつの空間です。
同じ広さでも、家が広く感じられる

家と庭がつながると、目線が外へ抜けます。壁で止まっていた視線が、デッキ、庭、空へと伸びていく。これだけで、同じ床面積でも体感の広さがまったく変わります。
デッキは「外の部屋」です。天気のいい日はそこで朝ごはんを食べたり、子どもが遊んだり。部屋の数には数えられないけれど、暮らしの場面は確実にひとつ増えます。

カーテンをあけたくなる家になる
大きな窓をつけたのに、外からの視線が気になって一日中カーテンを閉めている。実は、とても多い失敗です。
庭を一緒に設計すると、これを防げます。植栽や塀で外からの視線をやわらかくさえぎり、窓の位置は道路や隣の家の窓とずらして計画する。すると、カーテンをあけたまま暮らせる家になります。カーテンをあけた窓から見えるのは、自分の家の庭。毎日の景色が変わります。
庭を「あとまわし」にすると、損をする

「庭は家が建ってから考えよう」。そう思っていると、建物の配置で庭のいちばんいい場所がつぶれてしまったり、リビングの窓の先が駐車場になってしまったりします。あとから直すのは大変です。
最初から家と庭をセットで考えれば、太陽の向き、風の通り道、外からの視線、木を植える場所まで、ぜんぶを一枚の絵として描けます。特別に広い土地は必要ありません。むしろ限られた広さだからこそ、外とのつながりが効いてきます。
言葉より、一度歩いてみてください
ここまで読んでいただいて、正直なところ、文章と写真で伝えられるのはここまでです。窓をあけたときの風、木の香り、デッキに座ったときの庭との距離感。こればかりは、体感がすべてです。
徳島市応神町のモデルハウスは、家と庭の一体設計をまるごと体験できる場所です。ご予約制で、1組ずつゆっくりご案内しています。